協会概要

  • 脳活トレーナー協会は、非営利型一般社団法人で理事会を設置しています。

理念

一般社団法人脳活トレーナー協会は、ボランティア精神のもと認知症予防の大切さを啓発し、予防の場を積極的に提供することで地域社会に貢献致します。

役員

役職 名前
理事長 西牧優樹
専務理事 岡田恭一
理事 佐藤宏
理事 高田由紀子
監事 大嶽正泰

理事長挨拶

時が経つにつれて認知症の問題が深刻化の一途を辿っています。厚生労働省の発表によると、予備軍を含め高齢者人口の約4人に1人にあたる862万人が認知症という時代で、10年後には患者数が1.5倍になると予測されています。メディアでは毎日と言えるほど認知症に関する報道がされていて、最近では認知症に関連する裁判が強く印象に残ります。認知症は確かな発症原因が分かっていない種類が多く、治療といっても一部を除き症状の進行を遅らせる薬の投与と、リハビリテーションが主体で完治する方法がないため、介護をするご家族の負担と不安の大きさは想像以上になります。この認知症問題を解決するためには、多くの要因と課題に取り組む必要があり、相当な尽力を要する状況です。
 まず要因の一つとしては、世の中の「便利さ」が非常に大きいと考えています。例えば、自宅近くのお店や、インターネットの注文で、生活に必要なものが全て揃ってしまうため、行動する生活圏が昔よりも狭くなっています。また、携帯電話の普及によって、昔は親しい人の電話番号くらいは覚えていたことが、今は携帯電話に登録するだけで覚える必要が無くなり、わからないことがあれば、苦労して調べたり考えたりすることなく、携帯電話で検索をすれば直ぐに解決してしまいます。便利になることは良いことですが、その反面、便利さが向上するにつれて、体や脳を使う機会が減るために、認知症の発症リスクを高めてしまっているということです。現状の環境を理解することから始め、認知症への危機意識を持って予防を行っていくことが、今の世の中には求められているのだと思います。
 そして課題と致しましては、予防現場の実情があまりよろしくないように思います。私が様々な場所で予防講座を開催した際にお越し下さっている方々の層を分析してみると、記憶力などに不安を覚えたことから予防へのきっかけをお持ちになった方、病院で定期的に経過観察していただいているような予備軍の方、そして発症してしまっている方といったように、「確かなきっかけ」があって予防への意識が顕在化している方の受講割合が高いということがわかります。しかしここで注目すべき点というのは、少数派にあたる「確かなきっかけをお持ちでない方」の受講比率が低すぎるという点です。しかも、お友達のお誘いでたまたま来られたような方で、特に確かなきっかけをお持ちでないという方に脳力把握トレーニングを行っていただくと、予防への意識が顕在化した方よりも脳の力が低下していると指標判断される方が想像以上に多くいらっしゃいます。認知症への個々の危機意識レベルの違いによるものですが、大体の方が認知症にはなりたくないと思っていても、現状を把握できておらず、継続的な予防行動に出られていないというのが、認知症問題の大きな課題の一つであると思います。
 また、脳力が低下している方の生活行動についても分析をしてみると、特に苦手意識のある分野(直ぐにできないこと)には触れておらず、得意な分野(直ぐにできること)を主体として、同じような行動を繰り返されている方が多いということがわかります。できることを繰り返し行なっている状況下というのは、脳をあまり使う必要がないので、気付かないうちに脳力が低下していきます。きっかけが見つかった時には、思っている以上に脳の機能が低下しているケースが多く、元の脳力に近づけるにはそれなりの努力が必要になってしまいます。
 脳というのは、出来ることを続けていても喜んでくれないという習性を持っています。少し難しいと感じるような作業を行い、バランス良く脳をトレーニングしていかないと、使っている部位と使っていない部位の二極化が進んでしまいます。極端な例で言うと、右足は鍛えているけども左足は鍛えていないような感じです。いざ走ろうと思った時に、左足が思うように動いてくれないでしょうし、怪我をしてしまうかもしれません。また少しくらい鍛えても筋肉がつかないのと一緒で、脳もすぐには良くなってくれません。脳というのは、トレーニングの成果を実感するまでには時間が掛かりますし、目に見えない部分ですので、特に継続することが難しいという点があります。
 このように認知症の問題を解決するためには、様々な課題を乗り越える必要があります。今後協会と致しまして、理念にもありますように、認知症予防の大切さを啓発することで、より多くの方の予防意識を顕在化していき、私が12年間培ってきた脳トレーニング研究家としての成果と予防講座での実績を活かし、高齢者の皆様に活き活きとした生活をお届けできるよう責任を持って行動し、精進していく所存で御座いますので、皆様からの当協会へのご支援とご理解のほど、併せてお願い申し上げます。

理事会について

理事会では理念を念頭に、協会会員及び受講する皆様が安心で安定したサービスを受けられるように、効率的で効果的な運営方針を検討・実行し協会運営資質の向上に努めます。

協会所在地

東京都港区虎ノ門1-16-6 虎ノ門RAPO-TOビル UCF703
TEL 03-6869-4525 / FAX 03-3502-1412

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