幻覚・幻聴・錯覚の原因と対応・ケア

認知症の心理症状として、幻覚・幻聴・錯覚があります。

  • 幻覚と幻聴とは、目や耳の機能が低下した時に、実際には無いものが見えたり、実際にはない音や声が聞こえる症状のことです。また錯覚とは、怖いとか不安を感じる環境で、実際にある物や音を、別の違うものや音に見間違えたり聞き間違えたりする症状です。レビー小体型認知症では、初期の頃から幻覚の症状が見られます。見えるものは、人や動物などが多く、動きや色を伴っている場合もあります。亡くなっているはずの配偶者や親せきが見えることもあり、周りの人からすると、誰もいない空間に向かって話しかけているように見えたりします。

幻覚・幻聴・錯覚の対応とケア

  • 症状が現れたとしても、否定や訂正はしないで下さい。どのような状況なのか、本人がどうしたいのか話を聞いて理解して下さい。例えば、「虫がたくさんいるからどうにかしてほしい」と訴えがあるとしたら、実際に追い払うふりをするなどして、安心して貰えるようにして下さい。また、部屋を明るくしたり、見通しを良くしたり、壁のシミなど錯覚しやすいものがあれば除去して、症状が現れにくい環境を整えてあげましょう。

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