不潔行為の原因と対応・ケア

認知症の行動症状として、不潔行為があります。

  • 主に排泄に関連した行動が上手くできず、恥ずかしいなどの気持ちから、失禁などを隠そうとして起こります。排泄機能の障害や低下によって失禁をしてしまったり、トイレの場所が分からないために失禁してしまったり、排泄行為のやり方が分からなくて失禁してしまうなどのケースから不潔行為に至ってしまいます。

不潔行為への対応とケア

  • トイレの場所に迷って途中で失禁してしまうような場合には、トイレまで行けるように矢印の案内を付けたり、夜は廊下を明るくするなどの工夫をしてみて下さい。
  • 衣服の着脱ができなくて、間に合わず失禁してしまう場合には、着脱しやすい衣服にしたり、着脱をサポートしてあげて下さい。
  • 汚れた衣服を羞恥心から隠してしまう場合には、本人に分からないように、汚れた衣服をそっと片づけてあげて下さい。
  • 多くがオムツの不快感で生じる弄弁(※1)に関しては、早めのオムツ交換であったり、頻繁にトイレに誘導したり、見えるところにポータブルトイレなどを設置し、なるべくトイレを使うことを習慣化できるよう努力してみて下さい。また、毎回同じ場所を汚してしまう場合には、防水シートなどで直ぐに拭き取れるようにしてみて下さい。(※1) 弄弁 ・・・ 自分が排泄した便をいじって、壁や床にこすりつける行為のことです。
  • 排泄機能の障害や低下に対しては、医師に相談し、薬の処方も検討してみて下さい。

↑ page top