易怒性の原因と対応・ケア

認知症の心理症状として、易怒性が見られます。

  • 易怒性とは、イライラして些細なことですぐに不機嫌になったり、怒りを露わにすることです。アルツハイマー型認知症の初期や、認知症に至っていない軽度認知障害(MCI)の時点から見られる症状です。もの忘れなどを本人が自覚し、そこから不安が生まれ、焦燥感が募って易怒性が出現します。易怒性があると、人は概して容易にフラストレーション(欲求不満)を起してしまいます。

易怒性への対応とケア

  • 易怒性は、心理状態が影響して現れます。症状が現れた場合には、発する言葉を否定せず、そのままを受け止め、共感することが大切です。まずは落ち着いて貰うために、本人が興味のある話に意図的に切り変えてみたり、時間を空けてみたり、少し遠くで見守ってみることも行ってみて下さい。それでも落ち着かなければ、対応する人や物的な環境を変えてみて下さい。落ち着いたら、症状が現れる根本的な原因を理解し、できる限り取り除くことで、本人が安心できる環境を整えてあげることが大切です。

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