高次脳機能障害とは?

一部を除き、進行性疾患である認知症は、高次脳機能障害ではありません。

  • 認知症の症状の説明で、高次脳機能障害という言葉を目にされた方も多いと思います。高次脳機能障害とは、脳の損傷が原因で起こる神経心理学的障害のことです。高次脳機能障害とは、認知機能障害の中で、失語症と介護保険適応となる認知機能障害を除外したものを総称するために、厚生労働省が提唱した行政用語です。交通事故などによる外傷性脳損傷や、脳血管障害(器質的病変)などの後遺症として起こる、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害のことを指しています。厚生労働省のガイドラインによれば、進行性疾患は除くと記載があります。一部を除き、進行性疾患である認知症は、高次脳機能障害には分類はされません。高次脳機能障害は、疾患が進行せず、年齢や状態など個人差はありますが、リハビリによって回復可能なものである障害ということです。