せん妄の原因と対応・ケア

薬の副作用として、せん妄が現れることがあります。

  • せん妄とは、意識障害が起こって頭が混乱した状態です。認知症の周辺症状に処方される、うつ薬・精神薬、睡眠補助薬などの鎮静薬でせん妄が現れることがあります。認知症でなくても、せん妄の症状が現れると、認知症に似たような症状が出るため、認知症と間違われることもあります。認知症の方のせん妄の症状は、幻視や妄想、興奮状態(大声を出したり、落ち着かなかったり、暴力行為など)、睡眠リズムの生涯(昼夜逆転など)が現れます。また、夕方から夜にかけて起こるせん妄を、夜間せん妄と言います。

せん妄への対応とケア

  • まずは穏やかに話しかけるようにして、様子を見て下さい。暴力が見られるときは、無理に止めようとすると、余計に興奮する可能性がありますので、少し離れて見守りましょう。ケアとしては、体調管理と住環境を変え過ぎないようにすることが大切です。また、昼夜が逆転してしまうような生活にならないよう、散歩やデイサービスなどで日中の活動量を増やし、適度に体を疲れさせることが必要です。