前頭葉

  • 前頭葉は、脳の司令塔とも言われ、思考・創造・言語・自発性・感情・性格・理性・運動など、人として高いレベルでの活動を制御する機能を司っています。
前頭葉

前頭葉の各部位の名称と機能

  • 前頭葉は、前頭連合野(前頭前野、前頭眼野、ブローカ野など)、一次運動野、前運動野、補足運動野で構成されています。言語を発する運動性言語中枢であるブローカ野は、左右局在性があり、右利きの人では言語機能の多くが大脳皮質の左半球で処理(左半球優位)されていて、右半球では、複数の領域で韻律(※1)や談話の処理を行っています。
    (※1)韻律<いんりつ> ・・・ 声の高さであったり、イントネーション、リズムなど喋り方のこと
前頭連合野 人として高いレベルでの活動を行うために、脳の司令塔として、集まってきた情報を理解・判断し、他の部位に指令を出す機能を司っている領域です。大脳皮質の30%を占めています。
前頭眼野 眼球の随意運動の機能を司っています。
ブローカ野
運動性言語中枢
発話や字を書く、手話の産出といった言語に関する機能を司っています。また、ウェルニッケ野と弓状束と呼ばれる神経線維で接続されています。
前運動野 外界からの視覚的な情報などを基に、運動を計画し、一次運動野に指令を送る機能を司っています。
補足運動野 自発的に運動を起こそうと計画し、一時運動野に指令を送る機能を司っています。
一次運動野 身体の各部位を全てマッピングしていて、前運動野や補足運動野からの指令を骨格筋に送る機能を司っています。